9月のFlyFishing

 SalmonFlyFishing in Kogane

Today'sFishingData

 

使用ロッド: IZCH MS14F9/10
使用リール:  
使用ライン: SWF10F
リーダーティペット: 9F0X
フライ: オリジナルサーモンチャーリー
釣果 アキアジ1本
  MAX
  MIN
   

黄金気仙川のアキアジ釣

ものすごーく暑い秋・・・このように記すと不思議な感じだが、まだまだ夏が終わっていない、と言うことなのだろう。例年であればすでに折り返し地点に入っているアキアジ釣も、未だに不調。2週間前からようやく釣れだした、なんていう話が出るくらいだから、季節そのものが遅れだしているのだろうなぁ。

道南のアキアジ釣といえば、伊達黄金の気仙川が有名な釣場だ。浮きルアーの釣師が2m間隔くらい並んで、時には後から浮きダマが飛ぶこともあるくらいに混雑している釣場だ。けっして感じの良い釣場とはいえないだろう。とは言え魚影の濃さは流石の一言で、溢れんばかりにシロサケが群れている。河口を少し外すと広がった砂浜にはぶっこみ釣の竿が林立して、これまた壮観ですらある。サケといわずカラフトも、古くから食用としての用途故に釣場には「殺伐」とした雰囲気が溢れている。

引っ掛けもどきのルアーが多い河口付近はまさに血なまぐさい(笑)だからココを少し外して、イスに座りながらのんびり釣竿を出している竿の林の片隅を借りてフライ釣師は釣場を確保するのだ。早朝と言うよりも夜中からピカピカ光る竿先が揺れている海岸では8時くらいになると、彼らも引き上げて、フライ釣師の独壇場となるのだが、その頃になるとサケのほうもすっかりやる気をなくしているので、釣は結構難しい。

僕が釣りをしていると後で声がした「ここ良いですか?」老釣師が立っていた。「どうぞどうぞ」と言うと老夫婦がのんびりと釣りの準備を始めた。しっかりイスも出して長期戦覚悟か(笑)

ご主人がサケをヒットすると奥さんが歩み寄ってランディングする。締めるのも奥さんのお役目だ(笑)大きなサケを持ち上げて頭を「ポカッ」サケが昇天する。美味しいイクラと、トバに変わるのだろう。

僕のロッドは先ほどから数回のバラシを連続していて、バラシ癖なのかタイミングが合っていないのか、正直困っていた。どうにも食いが浅いしショートバイト過ぎるのだ。昨日の夕方にヒットしたサケは、かなりハッキリしたバイトで僕のロッドを弓のようにしならせて、予備に巻いてあるブレイデットラインをも引き出して、遥か沖で大きくジャンプ。夕焼けに映ったシルエットは、それはそれは大きく見えた。その感触を残したままの早朝である。どうにも歯がゆい時間が続いていた。

使っているラインはフローティングライン。タングステンコーンヘッド6番のオリジナルSalmonCharleyが9F0Xフロロの先についている。キールタイプのこのフライは底を引いてきても岩に取られるようなことはない。安心してスローリトリーブが可能なのだ。群がいるところへ落してはゆっくりリトリーブ。ゴンっと来てはフッと軽くなる。イライラが募る。少しだけ沖目のボイルへキャストした。多めのカウントをしてワンテイクでヒットした。ようやくヒットした。昨日とは違って周囲には置き竿が整列している。ラインを出す訳には行かない。ドラグを締めてラインも放さない。サケは大きなアクションで海中で暴れた。ズッズズッとラインが出てゆく。サイズ的には60位だろう。それほど大きくはない。おまけに枯葉色のボディ。波打ち際で暴れるものの、難なくランディング。Salmonと言う表記があるロッド、しっかりと仕事はしてくれる。

ピンボケなのは早朝ゆえのご愛嬌、砂浜に上がったサケは赤いフライを吐き出した。くわえた位置も厳しそうなところだったのかも知れない。それでも、今年初めてのアキアジ。美味しそうなメスサケは隣の老夫婦に貰われてゆきました。

それにしてもものすごい竿の林・・見事なものです。お祭り騒ぎとはよく言ったものです。僕も今回隣のラインを引っぱってしまいました。お隣さんはティップを見て駆け寄ってきたのですが、僕が引っ張ったと知ってがっかりしていました。一度危ない場面がありました。バックキャストをしていて、何か違和感を感じて振り向くと人が立っているのです。慌ててパワーを落してラインを緩ませました。「危ない、危ない」大丈夫って?聞くと、「ここは入らせてもらって良いかな?」と言うのです。無理でしょ、ここは。だって「ここに竿立てたら、僕は何処へ行けばいいの?」「そうか無理か!」・・・・・

まだ聞いてくれただけましです。違う親父は人の後に3本立てちゃいましたから(笑)釣は文化などといっても、場所取り、陣地の奪い合い。戦争みたいな考え方は文化とは別モンでしょうなぁ。これがまた話をすれば、皆いい親父ばかりなんだけどねぇ。もっともフライ釣師が3人並んで振っているだけでも、結構な場所とりに見えるから、お互い様なんだけどね。

釣をする人間はみな「仲間」そう思えば、少しは心優しく見ていられるかも・・・・・・・・・・・・・・・・ただし仲間だって限度が・・限界が(笑)