8月のFlyFishing

8月13日 SoltWaterFlyFishing in Onbetsu

Today'sFishingData

 

使用ロッド: Izach MasterSalmon14f 9/10 K-Bullet
使用リール:  
使用ライン: SWF10F/ScandinavianST8/9F/I/S3
リーダーティペット: 9f 0X
フライ: BHRM 4# /BHRM 6#/BHRM
釣果 アメマス12本/2本/3本 某日海岸
  カラフト鱒4本/?本 
  サクラマス1本
  アメマス2本、う?本   某日河口

音別海岸のアメマス釣り・・8月某日

竿が林立する中での釣は気を使う。 この時期は多くの釣り人がカラフトやアキアジを狙って、多様な釣スタイルで楽しんでいる。リリースが前提だから優先権があるわけでもないし、素晴らしいわけでもない。釣にもそれぞれの文化があるのだから、それは尊重しなくてはいけない。ただ、自然サイクルで魚族が増減していた時代と違って、今は人間の手によってその調整をしなくては、「自然」が成り立たない時代であることは否めない。そこをどのように考え行動しなくていけないのか、と言うことを行政はおろか、釣り人個人が考えていないのは、いささか哀れとしか言いようが無い。作り続けて、壊し続けて、採り続けて、養い続けて日本人は何処にその有終の美を見ているのか判らない。もちろん終焉などと言うものを考えていないのだろう。余談だが、会社人間である僕も常々目標を口走る。だが一度として目標の最後である目的の最終形を見たことがない。達成出来ても出来なくても目標は次から次へと書き換えられるのだから。そして何時しか目的からも外れてしまって・・・(笑)

現代において漁師を職業としている場合は除いて、単なる趣味の一つとして行なう場合に狩猟魂は不要である。餌、ルアー、フライどれも遊びとしては同じ種類のものであり、狩猟としての手段であるはずが無い。スポーツとして楽しむ場合においては魚族の捕獲に対するルールを設定することは最低限のマナーであると思う。その中でもキャッチアンドリリースと言うのは最優先される課題であろうと思う。特に天然資源の魚族、自力でしか再生産されない魚族に対しては100%のリリースを目的としたいと思う。僕にとってのこの対象は言うまでもなくアメマスだ。アメマスは何処においても完全なリリースを心がけたい。放流されることなく保護されること無く生き続ける天然鱒。かなり話が長くなったがアメマスを保護できるのは釣人のみ、しっかりリリースしましょう。

何時もの車止めには数台の車があったのだが、僕が車を入れる場所には車はなかった。出遅れた割には釣るポイントも残っていそうな気配だった。4〜5本並んでいる釣り人釣り人の間に20m位のスペースが開いていた。必然的に僕はココへ入るしか方法は無いが鱒がいなければ移動する先も決まっているというのが強みなので、ここで十分である(笑)

準備をしている目を時折海へ向けると、ラッキーなことに数回のライズがある。アレはどうやらアメマスだ。岸際のベイトを捕食する彼らは、岸際の段差付近を好んで回遊する。サクラマスも同じような傾向があるように思う。しかしカラフトはそれよりも少しだけ沖目に位置している。僕のスタイルから言えば、手前にライズが集中していれば、手前のアメマスを狙い、散発だったり群が小規模だったりする場合は沖目にキャストして、複数の魚種を狙ってくる。

今回は後者の釣だ。14フィートのダブルハンドにはソルトウォーター使用WF10番に8fのスローシンキングリーダー。リーダーティペットは9f。ビーズヘッドの真っ赤なマラブーストリーマー2番をつけている。すべてのラインを出し切ってキャスト開始。30mほどからリトリーブを開始する。表層、中層、低層とラインが描ける海中のラインをイメージしてヒットを待つ。

今回のファーストヒットもリトリーブの終盤、ロールに移る少し前で強烈にゴッツンと食ってきた。この位置ではほぼアメマスだろうと思ったし、ゴンゴン首を振るしぐさもアメマスであることを確信させた。

50くらいのアメマスだった。岸へ誘導してフライを外した。波に任せてリリースしようとしたのだが、パニックになったのか岸へ泳いでしまった。なかなか戻らないのでカメラを出して動きを追ってみた。

その後もアメマスは順調にヒットした。全てが岸際ではないが、強いあたりはアメマスが多かった。時折カラフトのライズが増える時間帯があって、その場合にアメマスは沈黙した。目一杯のキャスト後にカウントダウンしてゆっくりリトリーブをはじめるのだが、いきなりゴツンと乗ってきた。大きく左へ走るとラインも波を切り裂くように動く。数回のランを楽しみゆっくり時間を変えてランディングしたのは今年お初の海カラフト鱒・・・川ではその前に

その後も群が入ればカラフト、いなくなればアメマス。そしてなぜかサクラマス。こうして3種の鱒族と楽しむことが出来た。僕が釣っている時間帯に見ている限りでは4〜5本並んでいる釣師の置き竿には鱒からのコンタクトはなかったようだ。どうやら今日はフライに分があるようだったが、ルアー釣師がこの近辺にはいなかったので詳細は不明である。あとから聞いた話では音別河口付近ではかなりよい釣ができたようだ。

日が昇りきって快晴に近づくにしたがって、岸際に藻やら昆布、ゴミが集まりだして、フライを引っ掛けることが多くなった。午前10時釣場を河口へと移動した。

河口にはフライ釣師が4名ほどいたが全てが対岸だった。ライズのあるこちら岸、駐車場側には釣師の姿がない。ライズも散発で水もかなり少なくなっているから状況はあまり良くないのだろうなぁ、と思いつつも準備を始めた。左側のブロック沿いを歩いて川へと入った。12フィートのセミダブルハンドにはタイプ2のST。フライはもちろんBHOMである・・と言いたいのだが、今回は新兵器、シールズファーのボディをクリアラバーに変えて巻いたものだ。おそらくはより細身に見えることだろう。音別の河口に溢れているウグイの稚魚の群のようにね(笑)。当然サイズは・・・

背中の草むらに注意しながら、弱い流れを跨ぐようにキャストして沈める。リトリーブは底を取るようにゆっくりと行なう。小魚ウグイのヒットが多いのだが、時折大きな魚のチェイスがある。岸際でも大きなボッコンライズがある。河口付近の真ん中へキャストしたとき、ほぼ同時にライズがあった。数秒後にリトリーブしたラインに大きな力が働いた。鱒が大きく跳ねた。鱒の種類は断定できなかったが、カラフトだろうと思った。手に来る感触はかなり重く、時々は首を振る。アメマスだろうか?疑問をよそにラインは出てゆく。数分のやり取りで、寄ってきたのは大きなアメマスだった。ネットに入ったときに、フックが外れた。ラッキーである。

「大きなアメマスですね」と言う声は、アキアジ狙いの釣師。確かにこの時期としてはかなりよいコンディションであった。サイズは67cmだった。もちろん今シーズン一番の太さ。ゆっくり蘇生させて流れへ戻した。このサイズを海で釣りたいものだと思った。

再び、ラインとフックを点検後、数歩先へ出てキャスト開始した。粘っていた常連の釣師が帰って行った。やはりこの時間はあまり良くないらしい。常連の帰った付近はかなり頻繁にライズを繰り返している鱒が居たのだが、常連をもってしても釣れない鱒とは相当にすれているのだろう。しかし彼が帰ったあとに入った釣師は意図も簡単に鱒をヒットさせてしまった。それもかなりの大物だ・・それがアメマスかカラフトなのかは判らないが。

釣は本当に面白い。何時も釣れる人だけが釣れる訳ではないし、釣れない時間といえども大ものが連続ヒットすることもある。まったくもって読めないのが釣の驚きであり喜びであるのだ。

不意に鳴った携帯電話。番号は仕事先のものだった。休暇中とは言え出てしまう目標仕事人(笑)、とその時ホールドした右手指に大きなバイブレーション。こんなときにはよくヒットもします。面倒なのでラインをリールに巻き込みます。もちろんフックオフは覚悟の上。しかしこんなときに限ってはずれません。電話の内容も覚えなくてはいけないし、鱒も取り込まなくてはいけない。小型ならばよいのだが、こんなときに限って先ほどと同じようなサイズ。ようやく電話を切り終えて、いざファイト、そして無事ランディング。ウ〜む大きい。メジャーを出すまでもなく先ほどと同サイズ。

なんと短時間で60アップが二本。さすがに音別川。素晴らしい川です。もうこういう日は釣をする必要はありません。何せ目的が達成できたわけですから。こうして僕の1日の目標は達せられて気分よく帰路を歩むのでした。