6月のFlyFishing

06月09日 FlyFishing in Lake Akan

Today'sFishingData

 

使用ロッド: K-bullet 12.6f 6-4P/OrvisPM10 5-4P
   
   
使用ライン: ST9T2&WF6ShortHeadSpy/WF5F
リーダーティペット: 12f 3X /4X
フライ: BHOM 8# /キールストリーマー8#/ソフトハックル12#

阿寒湖のミッジフィッシング・・のはずが

気温の上昇は、鱒に活性を与える。そんな楽観的な希望に支配されるほど経験不足ではない。阿寒湖の釣は10年来のデータがあるのだ。やはり過去のこの時期はなかなか渋めの釣行データしか残ってはいない。それは鱒がいないのではなく、自分の足では入れるポイントに釣れる鱒がいない。そういうことなのだ。気温や水温の変化は、湖に暮らす生き物全てに影響を与え、食性などが変化してゆく。5月初旬のように狭い捕食対象のときは釣りやすかったアメマスも、この時期は日に日に変わる状況でどんどん釣りにくいアメマスへと変わってゆくようだ。そして毎年この時期から阿寒湖を訪れる釣師は増えてゆくから、阿寒湖って釣れないよなぁ〜と言う人も出たりするのも判ります(笑)。

まぁこの時期だけは間違いではないけれど、毎日放流しているような管理釣場でもない限りは、釣れない鱒は北海道のそこら中にいる訳で、阿寒湖は釣れない!ではなくて、鱒釣は難しいものだと理解するのがよろしい。

ともかく気持ちの良い6月、北海道のすべての山々に緑が膨らみ、生き物が輝く季節をのんびり楽しむ釣も良いものです。

と言うわけで今回はミッジの釣を求めて阿寒湖へ。早朝の気温も12度と暖かくて、車中泊も快適。3時30分に目覚めて準備。原野へと車を走らせた。駐車場は貸切。そんな喜びとは裏腹に湖岸へ出てみるとライズもなくて「どうなってるの」独り言が口をつく。確かに昨年は解禁当初から釣れ続けた原野だったが、今年はあまりよい話が入っていませんねぇ。理由は何処にあるのだろう。

ともかくストリーマーでご機嫌を伺うのだが、肘鉄を食わされるのが関の山。もっとも気合が入っていないフィッシングには鱒は反応しないもの。4時30分にはフィッシングランドへ。渡船はヤイタイ崎へ向かいます。状況を聞いても何処も同じかホテル付近が良い状況では、最も信頼できるポイントへ入るのが良いでしょうな。

ヤイタイ崎は弱い南風で湖面には小さなライズがある。アメマスは葦際に定位しては羽化する途中のユスリカを捕食している様子。しかしその羽化も少ないようで、湖面にユスリカは見られない。もちろん他の昆虫も発見できず。ソフトハックルをつけて少しずつ核心ポイントへ迫るが、釣れてくるのは小型のアメマスばかり。とうとういつものポジションまで来てしまいました。ラインをタイプ2に変更して、底狙い。まだまだ大きなアメマスの食性はワカサギなのか、程なくして40くらいのアメマスがヒット。釣としては小型が連続してかかるので飽きない程度に遊べるが、型として数えられるのは5本。

向かいのヤイタイの島へ入っている釣り人も島を一周していることから、あまり状況はよろしくないらしい。私も10時には移動を開始。イシカラではいつもの葦際のポイントを丹念に攻めるが、ここは小アメすら見えない。当然イシカラの崎のポイントにもアメマスは不在。とうとう砂浜のイシカラのポイントへ。少し早めの昼食を食べて、先端ポイントで釣り始めることに。底の早引きで40くらいのアメマスを2本釣りましたが、それっきり反応がなくなりました。どうやら日中は岸際を回遊していないらしい。これだけワカサギが多いと捕食対象を求めて回遊する必要もないのかもしれないねぇ。

結局波も高くなってきたのでフィッシングランドへ電話して大島へ移動することにした。波間を飛ぶように走りきってたどり着いた今年最初の大島は風裏で凪ているが、時折雄阿寒岳から風が流れて湖面がざわめく。わずかな向かい風となる島の中間から釣り始めた。ライズもないのでともかく底を釣る事にした。岩盤質で岩の多い大島で底を釣るにはキールタイプのフライが欠かせない。特にビーズヘッドはヘッド部分が岩盤に挟まってロストすることが多いので、細身のキールストリーマーが有利なのだ。

しばらくキャストをしていると底でヒット。結構なファイトだったが上げてみると30くらいのアメマス。またしばらくすると同じようなサイズ。今年の大島はサイズが今一と聞いているので「なるほど」と思った。しかし次にヒットしたのはなかなかの大物。フッキング後に走られたりしてランディングには結構時間がかかった。何とかネットに入れてみると50くらいでしょうか。ファイトの割には小型(笑)

またしばらくして同じようなヒット、ファイトもサイズも同じような感じ、5月に比べてかなり強いアメマスになっている様子がわかる。まぁこれでツ抜けた訳だから一安心。そう思うとキャスティングにも余裕が伝わったのか、結構なディスタンス。カウントダウンも十分にしてリトリーブ開始・・・ヒット!いきなり湖面を割ってジャンプ。虹鱒か?それにしては白色が強い。左右に走られて飛んで、ネットインしたのはサクラマス。写真にとってメジャーを出そうとしたら、脱走されました。おそらくは40くらいか。

結局今回のミッジの釣は小型だけに相手にされたが、大物はキャッチできなかった。ようやく上がり始めた気温は今週くらいにミッジのピークを迎えることと思う。来週に期待して宿へ向かった。