10月のFlyFishing
10月29日 晩秋の音別川
FishingData
河口
使用ロッド:Orvis TLS 12.6f7番3P
使用ライン:WF7F
リーダーティぺト: 3X12f+3X5f
フライ:オリジナルビーズヘッドマラブーストリーマー8番&12番
川
使用ロッド:Orvis PM10 9f5番4P
使用ライン:WF5F
リーダーティぺト: 4X12f+5X5f
フライ:オリジナルビーズヘッドマラブーストリーマー10番 |
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山の紅葉も見ごろは過ぎて、幾分茶色がかったり、葉を落した木々が釣師を迎えてくれる音別。10月に入ってからは3度目の釣行で、目的は河口付近の遡上個体。だが河口の雰囲気はあまりよくない。どこから流れ込んできたのか大量の木が河口に浮かんでいたりする。水色も濁り気味でなにやら気分も萎えてくる。そう感じた釣師が多いのかどうかはわからないが、この時期としては釣師の姿も非常に少ない。もっとも数分見ている限りライズもなければもじりもない。結局のところ”いない”と感じてしまうのだ。だから必然的に中上流域へと足が向いてしまうのだろう。だが誰しも同じように考えるわけだから、中上流域は混雑している。
今回は幸いなことに、目指す中流域(上流域ともいえるか)の茶安別付近は2台の車があるだけだった。1台は瀬下のブロック付近に2名が入っている、彼らのものだろう。もう1台は反対側さらに上のほうだ。いつものように”溜り”は無視して瀬を流す準備をする。9F5番ロッドに3X12フィートリーダー+1.5mティペット4X今回は少し長目のライン構成だ。
しかし期待した瀬のポイントは必ずいるであろう流芯からも何の反応もなかった。前回にしろ前々回にしろ9時過ぎてから瀬に入ったわけだから、暖かくなってからが瀬に入るたタイミングなのかもしれないと思った。結局瀬からは何も引き出せないまま、流れと共に降ってゆくことにした。二人が入っている下流の溜りには鱒がいるようだったが、今のところはちょっとね(笑)。
少し降って岩盤の瀬を過ぎて、真っ赤に染まった山を背景に持つ、美しいポイントへ出た。樹木が川面を覆う地点には深い”いかにもポイント”が点在している。先ほどのシステムにインジケーターをつけた。緩やかな流れを流すにはルースニングが最適だし高低差がある川底をなめる様に流すことはアメマス釣の基本だ。つけたフライは瀬を流すものと同じマラブーテイルと、オリーブカラーのシールズファーをまとった12番のストリーマー。そしてテイルのマラブーを少しだけカットした。オリジナルのインジケーターは底を取って流れ出すと立ち上がる仕組みだ。
ユラユラと流れては鱒の反応と共に川面を割って水面下に引き込まれる。ロッドもゆっくりと持ち上げる。ルースニングで勢いよくロッドをリフトする光景を見るがあれは正直感心できない。なぜならインジケーターの反応すべてが、口を使ったものではないからだ。口を使っている場合は、ゆっくりした動作でも鱒はフックアップするが、スレがかりの場合はそのまま外れてしまう確率が高い。勢いよく引き上げた場合はそのまま背びれや尾鰭、鰓葢付近に深く刺さってしまうことが多い。これは経験上そう感じると言う程度だがね。 アメマスはフライを咥え、潜行しようとする。これで十分にロックされる。この時期の”溜まる”アメマスはサイズ的にも大きいものが多いので、ラインをリールに巻き込んだほうが、鱒に与えるダメージは少ないように思う。ドラグをゆるめにしてサウンドを楽しもう。それでもランディングにはたくさんの時間は使わないだろう。岸際に引き上げて水から出さぬように画像を写してさよならだ。そうしてポイントを移動しながら数十本のアメマスを釣り上げた。サモエドの攻撃を耐えしのぎながらね(笑)。
昼食後再び朝の瀬に戻った。この時間であれば瀬にも入っている可能性が高いと思ったからだ。ティペットをカットして新しい3Xを1m結んでUVknotシーラーで固める。この瀬の場合は核心部は判っている。おそらく大きな鱒はそこにいるだろう。ラインは長めに出して岸際から離れて立つ。斜め45℃方向へダウンキャスト。対岸岸際へキャストしてナチュラルに流す。ターンして流しきったら足元側の岸際をリトリーブ。二度目は対岸から小刻みなリトリーブで流心を直線的に攻める。大概はどちらかに出てくるのだが、食いが渋いと感じた場合は流す回数や長さを変える。 こうして3本のアメマスをヒットしたが、それ以上はこの瀬からは引き出せなかった。瀬を行ったりきたり、溜りへ行ったりきたりで夕暮れが迫る時間まで今日はのんびりと釣をした。溜りも瀬も十分に楽しめたのは云うまでもない。明日も予定していた釣は今日で切り上げた。おそらく筋肉痛になることは間違いがないからだ。最後に河口へ戻ったが、釣師はルアー師が一人黙々とキャストしているのみ。多数の木の破片が濁りの中を海へと流れていた。
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