9月のFlyFishing

知床のFlyFishing・・・カラフト鱒釣U

FishingData
気温:14度その後20度水温:?度
使用ロッド:Izch mastersalmon14f 9‐10

使用ライン:WF10F
リーダーティペット:0x9f
フライ: カラフトフライ赤6番

「海の男になる」・・前回の知床から戻ってきてから、色々と思考を廻らせては、かの地で釣りをしたいと強く思っていた。シーズンも終盤で訪れる釣り人も少なくなり、渡しの船長へ電話をしても、出船状況は不透明とのことだった。急な代休に付き合ってくれる仲間も見つからなかった。

とある所で暇をつぶしていると携帯。画面には船長の名前。明日5名の予約が入ったから来てもいいぞ!・・乱暴だがうれしい連絡だった。車の装備と心の準備は常にできている釣師は知床を目指した。


「熊五郎のやつがいるから、明るくなってから出るわ」船長は3本目のタバコに火をつけた。
5名の釣り仲間はモイレウシへ入るとのことで、「どうする?ペキンは一人じゃ怖いぞ」船長はそう言ったが目は笑っている。”それじゃ初めてのペキンへ行きましょう”




「8時30分に3名来るから、ペキンにつれて来るわ・・・カモメもいるから熊五郎もいないな」
”えっさっきの話はマジだったの?”「そうだよ、この時期はショッチュウ出てくるよ、熊の巣だし。熊がいるとカモメも寄らないんだわ」


船が着いたペキンの鼻にはカモメが鳴き浮かび、おびただしい数の鱒が背鰭を出して群遊している。画像の黒い点は全てが鱒の背鰭と尾鰭。


岩場と玉砂利の浜からなっているペキンの鼻。3個の番屋が建っている。
急にカモメが飛び立って、森の奥から唸り声が聞こえた。臆病な釣師は小高い丘へ非難した(笑)




背がかりが多発する釣場から新たなポイントを求めて岩場へ



こちら側の岩場には鱒の姿はなかった。20名ほどが泊まれると言う大輝丸船長の番屋は手前の青い番屋


川には群れを成して遡上するカラフト鱒、川に足を踏み入れると、さながら花火が暴発したような騒ぎになる



川は2本に分かれて海へ流れ込んでいる


釣った数は20本までは数えていたが、数えることは無意味だと判った。青い鱒も数本釣ったが、これらは沖へ走るファイトで楽しませてくれた。が黒いものはどちらかと言うと岸際を左右に走ることが多かった。しかし背がかりした鱒はバッキングまで引き出して外海へ出るのではないか、というくらいには走り回る。正直口を使った鱒よりも暴力的ではあった。



船長の話はまんざら大袈裟ではなくて、糞が二箇所にあった。8時30分までは常に後を気遣い、カモメの動向に一喜一憂している気弱な釣師だが、ひとたび鱒がかかるとそんなことは微塵も感じないところが愚かでもある



「モイレウシの連中は10時に引き上げると言うから乗っていくか?」釣疲れて暇そうにブラブラする釣師に船長が声をかける。釣師はすぐさま後片付けを始めて船上の人となるのだった(笑)

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