7月のFlyFishing
7月8日 阿寒湖のFlyFishing ・・モンカゲロウで釣りをする1日
FishingData
気温: 14度、水温: 16度
使用ロッド: OrvisHLS9F7番&PM108.6F6番
使用ライン: WF7F&WF6F
リーダーティペット: 12f4X+5X6f
フライ: オリジナルH.モンカゲダン・Fニンフ・ニンフ
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阿寒湖が釣場として有名になったのは故西山徹氏の「モンカゲロウが羽化する日」が起爆剤となったのは言うまでもない。ビデオを見れば生き生きとした西山徹氏の「ウシッシッシ、阿寒湖いいわぁ〜」と言う姿を目にして、阿寒湖という釣場を紹介してくれたことへの感謝でいっぱいになる。

そんなモンカゲロウが羽化するウィークも、昨年よりもさらに遅い今年である。気温が上がらず春先のまま過ぎた影響がもろに出ているようだ。6月28日にモンカゲで1日いっぱい良い釣ができた、と言う情報が入り、いよいよ本番かな、と思ったのもつかの間でダラダラハッチはあるものの肝心のアメマスがモンカゲへの捕食活動をしないと言う変な感じになってしまった。岸際には3から7cmクラスのワカサギが群れを成しているし、ヒラタハバチやユスリカ、挙句にはテレストリアル風の虫まで流れ出してしまい、何をどう食ってよいのかアメマス自身も判らなくなっているのではないだろうか。つまりは若くてきれいなキャバクラ嬢(えさ)の指名に悩んだものの、金額や時間も気になって、目をつぶって選んだらオカマ(毛鉤)だったという感じかも知れない(笑)
早朝よりは日も上りきった午前や、夕方が迫る3時くらいからの釣が、この釣には適している。もちろん夕方から夜にかけても良い釣ができる。前日のイブニングにモンカゲのスーパーハッチなどと言うのはありえない話でもない。しかしそんなときの翌日は以外にも釣りにくいものだ。アメマスの捕食はこの時期だけはモンカゲだけとは限らない。先ほども書いたが、豊富な餌によるものなのか、はたまた大きくて黄色いモンカゲは美味しくないのかわからないが、モンカゲ以外に反応することが多い。特にワカサギへの反応はすこぶる良い。だから早朝はワカサギドライなども選択肢となるだろう。
毎年、阿寒湖へ通っても、全く同じ状況と言うのはありえないので、毎年が新鮮でそのつど勉強になっている。桶谷氏の話も近頃は良く理解できる。ただ釣に関して言えば貪欲さだけで通してきた過去に対して昨年あたりから」納得できる釣」を求めているような気もする。釣れた結果ではなく、どのように釣るかに頭と体が動いている。そんな意味で今日は「モンカゲパターンだけでアメマスを釣る」と言うことにした。
結果は早朝3時30分から大島前、原野に浸かりきってお昼までじっくりと釣をした。渡船を使わなかったのは大島や北岸が不調だと知っていたからだ。原野から始まるモンカゲ劇場は未だ序章の幕が上がったに過ぎない。

シングルハンド9F7番と8.6F 6番を持ち込んだ。7番はニンフやロングキャスト、風対策として6番はダン用に使用する。馬の背に入った私はライズは確認できないので7番を選択してニンフをキャストする。中の湾堂に入ったフライ師はダンを放り投げているようだった。遠く沖合いにモジリが見える。キャストはぎりぎりなのだが何とか追い風で届いた。スローなリトリーブに感じるのは綱引きのようなバイト、ゆっくりと合わせて大きくロッドを立てる。なかなかのサイズと判断できる。リールに巻き込んで寄せるが、なかなか姿を出さない。ようやくネットへ入るところまで寄せると50はありそうな黄金色の魚体。ネットを出したが大きく首を振ってフックオフ。

適度なインターバルで4本ほど釣ったところで朝食とした。用を済ませて再びロッドを持つとルアー師がやってきた。昨日はフライで虹鱒をかけたそうだが、アメマスはモンカゲを食わなかったのでワカサギだろうと、今日はルアーできたとの事だった。真ん中の湾どうへは行ったルアー師、いきなりポンポン釣り上げる。見事な選択肢だと思う。半場あきれ感心して見ていると7.8本ほどヒットさせて5本はキャッチしている。1本は大物だったらしく画像を取っていた。

しばらくするとルアーフライ師(両刀使い)3名が登場。ウロウロと釣り始めた。そんな時に私に大物がヒット(53cmが大物と言えるかどうかは判らないが、この数日50アップを釣っていないので、そう感じたのだ)一応私も画像を収めに・・すると先ほどのルアーフライ師の一人がヒット、かわいいアメマスだった。
「フライは何?」
「ワカサギドライです」
「・・」
見事な選択です(笑)

この日は入れ替わり立ち代り釣り人がやっては去ってゆく。釣れるインターバルが長くて辛抱できないのだろ。私には何やら「今日はモンカゲで良い釣ができる」と言う確信めいたものがあって粘っていたのだ。結果として10本のキャッチと5本のノーハンドリリースが出来た。爆釣などと呼べるものではないが、楽しい釣ができたのは言うまでもない。すべてヒットはモンカゲパターンなのだから。
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