6月のFlyFishing 阿寒湖のFlyFishing
6月17日 阿寒湖のFlyFishing 巨大ユスリカの釣その3
FishingData
使用ロッド: K-Bllet12F6番
使用ライン: ST8F
リーダーティペット: 12f3X+4X6f
フライ: オリジナルビーズヘッドマラブーオリーブ&ブラック#10、ミッジ12番、ワカサギドライ、サケチー |
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夜明けと共にホテル前の湖岸へ立った。目の前では刺激的なライズやボイル・・時には不気味な垂直上昇・・を見つけて気持ちは昂ぶっていた。不思議なものでライズ=釣れるという図式が頭の中にあって、これだけ多いと、もう、何十本釣れちゃうんだろうなぁって勝手に想像して口は開きっぱなし、目までニコニコしているから少々不気味である。

私が好きなフライ、と言うよりも釣りのご機嫌伺いはストリーマー。私はどんな場面でもBHのオリジナルストリーマーを最初に結ぶ。そして次にワカサギドライ、ミッジと続いてゆく。釣ない釣などできればやりたくはない、という思いが阿寒湖において安定感No1と思われるこのフライを最初に結ぶ理由だろう。これで釣れてしまえば、釣れなくなるまで、このフライを使い続ける。釣はシンプルが一番良い。
5時を待ってフィッシングランドへ向かう。「おはようございます」と言う声は釣業界の有名S坂兄弟さんの私と同じ年のお兄さん。昨晩のミッジ釣を話してくれました。島へ入ると言うご一行様と分かれて崎へ入る私たち。島が好調と言うことは、この周辺は同じと考えてよい。

立ちこんだ先端にはおびただしい数のユスリカが淀んでいた。膝下の水域へフライをキャストした。3秒後に開始したリトリーブにいきなりのヒット。ミッジの下にはアメマスが潜んでいる。ミッジを捕食するワカサギがいて、ワカサギを捕食するアメマスがいる。しかしその後は静寂が戻ってきた。
纏わりつくユスリカの数に比例して少しずつだがライズが始まった。岸際からかけ上がり方向へどんどんライズは広がっていった。そうしてストリーマーでは厳しい時間帯へと移ってゆくのだ。背中を出して捕食するものやボシュッと大きな音を出してライズするもの。本当に多くの鱒が足元から沖合いまで奪い合うようにユスリカを食べている。

相方がヒットしたフライはユスリカのフローティングピューパ。表層を滑らせると湖面が破裂する。しかしパターンが掴めたからと言って爆釣が約束されたわけではない。心配が現実のものとなる。増えてゆくライズリングへキャストされた偽者ミッジはことごとく無視されてゆくのだ。フライを一通りローテーションさせてストリーマーに戻った私に連続ヒット。全くパターンが読めんわ(笑)
断続的に続くライズとは裏腹に釣れない時間だけが無常にも流れてゆく。右肩越しのフライパッチには見る見る「使えないフライ」が増えてゆく。「こうすれば釣れた」過去の情報を呼び戻して、次なるフライを模索する。アメマスは本物以上に本物を必要とはしていない(笑)

ようやく咥えてくれたのはレネゲイド、皮肉なことに、この名を持つフライは決して「裏切らない」(笑)
アベレージサイズも数も決して満足できるものではないが、鱒を釣る楽しみはこんなところにもあるのだ、と言う見本のような1日だった。風が強くなってライズも消え去った昼過ぎ、島のご一行と共に私たちも阿寒湖を去った。
ようやく阿寒湖にもミッジの時期がやってきたようだ。おそらくはこの1週間が山場となるのではないかと思う。楽しくも難しい釣はミッジが減り始める頃に「一番釣れる」様に思う。私の過去の実績はそう告げている。
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