今年で2回目の阿寒湖OLM・・とでも言うのだろうか、私としてはイ〜年した大人のピクニックだと感じているのだが・・・を総勢6名で行った。早朝5時、船上の釣り人は各ポイントへ入る。私とShinyaさんはヤイタイ崎へ入る。昨日このポイントではI氏が午前中だけで20本の良型をかけている。前日からの風と湖流によってこのポイントには多くの鱒が溜まっていたのだろうと推測される。しかし昨日午後からは南風が強くなってこのポイントよりはすこし北のイシカラ、恩根内方向へ波が押し寄せていた。私が考えた鱒が溜まるポイントの優先順位は恩根内、イシカラ、ヤイタイ崎だった。鱒がいても適度にすれてる状況下を釣るのはやはり難しい。阿寒湖経験が幾分有る私はこのポイントを選んだ。
湖のようにポイントが点在する場合は広範囲に探れて手返しの良いルアー釣師との釣行楽だ。ともかく探ってもらい鱒の存在を確認することが出来る。すれ易いルアーも最初なら食いが立つだろうし。そんな目論見も有って各ペアーを組んでみた。ポイントの近いイシカラにはフライ同士の組み合わせだった。
キャストして、十分にフライを沈めてリトリーブを始めると、すぐさまバイトがあった。合わせを入れると一瞬のかかりはあるものの、すぐさまテンションを失う。これが数回続いた。Shinyaさんも同じことを感じていたようだ。相当に渋いのか、若しくは鱒が上を向いているのか。5回ほどこれを繰り返して、何とかヒットにこぎつけた。サイズも大きな金色のアメマスだった。湖岸に誘導して画像にとって戻ろうとしたら、Shinyaさんのロッドも曲がっていた。
それでもやはり今日のヒットパターンは絞れない。3時間ほどでこのポイントで5本のアメマスをランディングしたが、バイト自体は二桁あり、ヒットしたものの途中でばれたものは5本をくだらない。前日同様にアメマスはここに溜まっていたわけではないが、回遊はあるようだった。
Shinyaさんがイシカラ方面へ移動したのだが、私はもう少しここで粘ることにした。10番のロングベリーのWFを使うためだ。始めは私のへたくそなキャストで湖面を荒らしてしまい、迷惑をかけたのでシングルに変えていたのだ。すこし沖合いを攻めてみたかった。結果、ばれた数は増えたがランディングには至らなかった。
イシカラからムラさんがやってきた。イシカラの状況を聞くとすでに7本ほどランディングしているが、反応がなくなったので移動してきたとのことだった。そして回遊を待って、ここでも数本上げている。
午後からはHiroshiさん以外、5名がイシカラに集まった。のんびりとした昼食を頂いて、少しだけ強くなった南東の風の中Shinyaさんが5連続でアメマスをヒットさせた。湖岸からは10mほどの近場でだ。鱒が岸よりしている。5人が一列に並んでヒットさせている。鱒は近くにいる。
サイズも大きいものが多い。50台から40代後半が多い。そして強い。私は今年の課題であるフローティングラインの釣りをしまい込んでシンキングラインへチェンジした。波に遊ばれては、底の鱒を狙えないと判断したからだ。結果的には正解だった。がっぷり食ってくると言う感じになっている。やはり底で食ってくる場合は反応が明確に現れる。
結果としてこの日全員で100本前後のアメマスをキャッチしている。午前中のバイト数を考えると200本以上は何らかの反応を示したことになる。ショートバイトの原因として考えられるのは、鱒の捕食の方法が底付近から表層へ向かっているからではないかと思う。前週ではほとんど見ることが出来なかった4,5cmのわかさぎを湖岸近くで見るようになったし、時々ハッチするミッジにライズするワカサギを見ている。立ちこみ付近の葦際でアメマスのボイルも見た。アメマスは底にいたのではなく中層を回遊していたのだと思う。またアメマスの口の形状は下側へ開くタイプでどちらかと言うと上の餌取りは苦手な部類だ。底を泳ぐうきごり等を捕食する場合は良いが表層や中層を泳ぐワカサギは苦手なのだろう。リトリーブ終盤になって浮きがって来たフライをあわてて食い込んでくる個体も多かった。
なぎ状態の午前は底に意識を持つ私たちと中層を泳ぐアメマスには少しだけ距離があったのではないかと思う。午後になって表層が荒れて底付近へ定位していたアメマスへのフライやルアーの送り込むことで、比較的キャッチも増えたのではないかと思う。
今後はこのように捕食ステージの変化が頻繁に起こる。捕食対象も毎日、数時間で変わる。楽しくも難しい阿寒湖の第二ステージが始まろうとしている。
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